OME
青梅について
Ome city
青梅市とは
店舗の所在地である青梅市は東西に多摩川が流れ、東京都とは思えない自然の豊かな地域です。その歴史は非常に古く、なんと市内では石器時代の集落の遺跡が多数発見されているとか。平安時代、鎌倉時代と時代を経て集落は大きくなり、江戸時代には今の新宿から山梨県甲府市を結ぶ青梅街道沿いに「青梅宿」と呼ばれる宿場町が形成されました。茶屋や宿、市場が並び人の往来はますます盛んになりました。産業としては織物業が古くから営まれ、江戸時代には青梅の夜具地は全国で60%のシェアを誇るほど!
Ome's ORI District
青梅の織区
店舗があるエリアは「織区」という織物関連で文化財になっている建築物が立ち並んでいます。養蚕に使われていた大きな石造りの蔵、織物協会の木造の建物や工場が今はレストラン、映画館、アーティストの工房などに使われています。戦後織物業で大変な好況だった頃の青梅の姿が残る場所です。
History of opening
開店に至った思い
輝かしい過去を持つ青梅ですが、昭和が終わる頃から青梅駅周辺はだんだん静かになっていきました。自分が小学生だった頃の青梅駅周辺は「町に行けばなんでもある!」と思えたほど賑やかで、楽しい思い出が詰まった場所です。
「このまま静かになくなってしまったらもったいない!大好きな町がまた違った形でキラキラと輝いたらいいなあ〜!」と、IPPUKUDOOというお店の立ち上げを思い立ったのが数年前。かつて茶屋が並んだ宿場町だった青梅で「いっぷくどう?」と立ち寄れるカフェを作ってみたいと。
でも昔を懐かしんでばかりではなく、未来に向かっていく町になって欲しい。だから店名は「一服堂」ではなく「IPPUKUDOO」。売るものもお茶と饅頭ではなくコーヒーとInstagramから選んだアメリカンベイクの焼き菓子。さらに、アメリカン一辺倒でもなく、日本らしく「Kawaii」ゆるキャラまで準備してみました!